フィットアクセル踏んでも進まない点検
結果
アクセルポジションセンサの接触不良
問診
坂道を走行中エンジンチェックランプが点灯しアクセルを踏んでもゆっくりとしか進まない(クリープ現象)との事
工場まで乗った感じでは元気よく走っておりチェックランプは点灯状態のままであった
考察
1エアフロメーター
吸入空気量を見るメーターで接触不良等でエンジン不調に陥った
イグニッションコイルが壊れることによる点火不良
3スロットルポジションセンサ
アクセル開度とスロットルの空き具合が一致していなかった(可能性低)
過程
まずは診断機に繋ぎダイアグコードを確認
アクセルポジションセンサ断線と出た
「おぉ盲点だったあ汗汗」
フリーズフレームデータ(異常が起きた時のコンピューター内部の記憶のようなもの)アクセルポジションセンサ1の数値がおかしい。
この時私はアクセルポジションセンサがどのように開度を見てるのかよく分かってはいませんでした
アクセルポジションセンサの現在センサの数値も正常なことから接触不良かな?ということで接点復活剤をふきかけてカプラを繋ぎ直し試運転をしたが特に異常がない事から様子を見てもらうことにした。
後日電話確認をしたところ異常なく走れているということでアクセルポジションセンサの接触不良であったと判断
アクセルポジションセンサ
アクセルポジションセンサは2つ着いており1と2のセンサがそれぞれの電圧を監視しているような形になっている
1と2の電圧に誤差があった場合コンピューターはどっちが正解なのか分からずフェイルセーフ(安全にするためにスピードを出ない制御)に入るということである
仮に1つしかセンサが着いてなかった場合アクセルを踏んでいないにもかかわらずコンピューターに踏んでるよとセンサが信号を送ってしまった場合急発進をしてしまうのを防ぐようになっていた